土砂災害危険箇所調査 長崎振興局管内
土砂災害防止月間にあたり、当協会と長崎振興局で6月5日、土砂災害危険箇所調査を行いました。調査箇所は長崎市内の土石流危険渓流(棚荷尾川(イ))です。
当協会の会員4名と長崎振興局建設部砂防課の2名で現地に入り、渓流の荒廃状況を調査しました。渓流河床には人頭大から直径1メートルを超える転石が多く確認されました。
また、杉植林の倒木も見受けられました。当該箇所は土砂災害防止法の警戒区域(土石流)にも指定されています。山腹の斜面には畑の跡の石積が荒廃した状況で存在しており、これらが渓床に流れ出していました。調査後は地元住民の方に調査結果を報告し、大雨の際は避難を心がけるようお願いしました。