土砂災害警戒区域等点検・調査(時津町子々川郷)

 毎年6月の土砂災害防止月間における本協会の重要な取り組みとして、土砂災害発生の危険性がある危険箇所の調査と地元への報告を行いました。今回は長崎振興局管内のクグ山川(時津町子々川郷)で本協会員4名が長崎振興局田川係長、南條主任技師と共に調査を行いました。流域は広くないものの、地形が急峻で渓流内には転石、倒木が多く、荒廃状況が進んでいることが分かりました。地元の方は高齢者ばかりで本降りになってからの避難は困難なため、早めに近所で声を掛け合って自家用車などで避難するなど、梅雨入りを前に心構えを口にされていました。